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美コラム  vol.5 【女性の身体の構造、仕組み】女性の昔と今の違いとは!?

2019.06.13

美コラム

美コラム  vol.5 【女性の身体の構造、仕組み】

女性の昔と今の違いとは!? 

 

 

女性ホルモンとは、私たち女性にとってとても大切なホルモンになります。
女性のからだも、心も、お肌も、すべて女性ホルモンによってコントロールされています。

 

肩がこる、わけもなくイライラする、大人のニキビが治らない、頭痛が続く、生理前の1週間がとにかくつらい・・・などなど。

からだや心、肌の不調に悩む女性がとても多いですよね。

 

実は、その不調の原因は女性ホルモンの乱れからくるもの!
まずは正しく女性ホルモンを理解する事から始めましょう♪

 

 

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女性ホルモンとは「エストロゲン」(卵胞ホルモン)「プロゲステロン」(黄体ホルモン)という2つのホルモンのことをいいます。

 

エストロゲン(卵胞ホルモン)
女性らしさをつくるホルモン。
子宮、乳房だけでなく自律神経、感情、骨、皮膚、関節、筋肉、脳…とさまざまなからだの働きに関係しています。

 

プロゲステロン(黄体ホルモン)
受精卵が子宮内膜に付着すると、子宮内膜の状態を妊娠のために整えてくれます。
妊娠していなければ子宮内をお掃除してくれるホルモンです。

 

女性の毎日の体調の変化は「エストロゲン」「プロゲステロン
このふたつのホルモンによって調節されているのです。

 

 

それでは、女性ホルモンはどこから分泌されているか、皆様ご存知でしょうか?

 

よく脳や子宮と思われがちですが、
実は「卵巣」で分泌されているのです。

 

 

 

 

この「卵巣」に『ホルモンを出せ!!』と指令しているのが脳の「視床下部」というところ。

そして、その下にある「下垂体」に命令。

 

ここが女性ホルモンの【コントロールタワー】になります。

 

脳から指令が下ると性腺刺激ホルモンが分泌。
すると「卵巣」が働き、女性ホルモンの「エストロゲン」(卵胞ホルモン)と「プロゲステロン」(黄体ホルモン)が分泌されます。

 

この指令塔である【コントロールタワー(視床下部、下垂体)】では、人のからだに大切な「甲状腺ホルモン」「副腎皮質ホルモン」などほかの内分泌系のホルモンもコントロールしています。

 

 

この【コントロールタワー】はとってもデリケート。

 

脳に“ストレス”が加わると、真っ先に女性ホルモンの分泌が乱れ、ほかのホルモンも連動してますますバランスが乱れてしまうのです。

 

そうなると、からだだけではなく心まで変調をもたらしてしまいます。

 

特に生理前や生理中などは、心やお肌も不安定になりやすいですよね?

 

 

女性のからだは、女性ホルモンの影響を受けながら、毎月一定のリズムで変化しています。
妊娠可能な状態を毎月つくるために、ひと月の中でも時期によってホルモン分泌は劇的に変わっています。

 

ホルモンの状態から、ひと月を卵胞期、排卵期、黄体期、生理と4つの時期に分けられます。

 

 

 

 

卵胞期

生理後から排卵まで。

卵巣の中の原始卵胞が発育し、成熟卵胞になり、子宮内膜は増殖します。
エストロゲンがたくさん分泌され、体調が安定する時期です。


排卵期
卵巣で育った成熟卵胞の卵胞壁が破れて、卵子が飛び出します。
これが排卵です。


黄体期
排卵後の卵胞は黄体(黄色い油)となり、プロゲステロンとエストロゲンをたくさん分泌され、体調が不安定になります。


生理
妊娠しなかったときは、プロゲステロンとエストロゲンの分泌が低下して、増殖した子宮内膜が剥がれ落ちて生理が始まります。

生理の出血は「厚くなった子宮内膜の脱落」なのです。

 

私たちの体調は、女性ホルモンによってひと月でこんなに変化するんですね☆

女性のからだと女性ホルモンの関係を見てみると女性がいかに女性ホルモンに操られているかが分かっていただけると思います。

 

また現代の女性が一生に経験する生理の回数は、およそ400回~500回ほど。
昔の女性の10倍とも言われています。

つまり今の私たちの子宮は、その分だけ酷使されていてトラブルになることも多いのです。

 

妊娠、出産すると月経も排卵も止まるので子供を産む回数が多いほど排卵回数が少なくなります。
晩婚や少子化により子供の産む回数が減っている現代の女性は、昔の女性に比べて排卵回数が増えるので

“子宮内膜症”や“卵巣がん”などの病気を引き起こすリスクを高めているのです。

 

今の女性たちは、男性と同じようにハードワークで仕事や役割に追われて忙しいからとついついからだのことを後回しにして、無頓着に過ごしてしまっているのではないでしょうか?

 

女性のからだの不調には、その人の性格、体型、生活スタイルが大きく影響しているのです。

喫煙、短い睡眠時間、栄養バランスの悪さ、過度のストレス。

 

これらは「卵巣の老化」を速めています。
「卵巣の老化」とはいわゆる更年期のことで、一旦始まると進行するだけ・・・
元には戻りません。

昔の女性の更年期は40~50代でしたが、現代では10年も早まっていると言われています。

 

女性ホルモンの変調が体調の悪さ、お肌の不調、心の変調としてあらわれることは分かって頂けましたでしょうか?

女性ホルモンを整えることで、女性の病気や不調も克服して、健康できれいなからだ、心、お肌を手に入れましょう♪♪

 

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