美コラム vol.4 【香りのもたらす脳への効果】女性ホルモンを活性する香りとは !?
2019.05.16
美コラム
美コラム vol.4 【香りのもたらす脳への効果】
女性ホルモンを活性する香りとは !?
前回のお話で、自律神経のバランスを整えるのにアロマテラピーをオススメしましたよね♪
ふとした時などに感じる「心」や「身体」の不調を和らげてくれる香り(アロマ)
今回は【香りのもたらす脳への効果、女性ホルモンを活性する香りとは!?】をお届けいたします♪
心地よい日差しの中、風に漂う草花の香りにほっと和む…そんな瞬間ありますよね^ ^
植物の持つ「天然の香り成分」は、私たちの心と身体に働きかける様々な薬理作用を持っています☆
そして、香りを嗅ぐ「嗅覚」を通して私達の脳へ素晴らしい効果を与えてくれています!
「嗅覚」は、五感の中で唯一大脳へ直接伝達される感覚なのです♪
ではどのように脳へ伝達されているのでしょうか?
【香りが脳へ伝わるルート】
鼻から匂いを嗅ぐと、香りの分子が「嗅毛(嗅上皮)」という所でキャッチされます
↓
すぐに電気信号に変わり脳の「大脳辺縁系」という〈感じる脳〉へダイレクトに伝達されます
※この段階で私達は香りを認識します
↓
自律神経やホルモン分泌を司る視床下部、下垂体へ届きます
例えば皆様もこんな経験はありませんか?
『疲れた時にミント系の香りを嗅いだら気分がスッキリした!』
これはまさに頭で理解する前に、本能で「快」と「不快」を感じる脳へダイレクトに伝わっているためなのです☆
では、香りが脳へ伝わるとどのような効果があるのでしょうか?
◎自律神経やホルモンバランスの調整
◎不安やストレスの軽減
◎不眠や鬱症状の緩和
◎眠気覚まし・集中力向上
◎乗り物の酔い止め
◎認知症予防
…などがあります☆
自律神経やホルモンバランスのバランスの調整は、免疫力の向上へも繋がるので
お身体全体を強壮してくれる効果が期待できます♪
また、認知症予防は、近頃話題にもなっていますよね^^
☆日中に→ ローズマリー&レモン
(集中力を高め交感神経を刺激)
☆就寝前に→ラベンダー&オレンジ
(心身を緩め副交感神経を刺激し安眠へ…)
これらの香りを毎日一定時間嗅ぐ事で、物忘れが減ったというデータもあるそうです!
認知症予防でなくても、自律神経のバランスを整えるためにも受け入れやすい香りなのでオススメですよ♪
さて、これまでの美コラムでも度々登場してきた生命維持に欠かせない「視床下部」。
香りはこの「視床下部」に働きかけます!
「視床下部」は 女性ホルモンの分泌を司る中枢です。
つまり、ここを活性化することにより、女性ホルモンの分泌もスムーズになると言われています^ ^
【女性ホルモンを活性化してくれるオススメアロマ5つ】
◆ローズ
ホルモンバランスの調整。
ストレスや不安、マイナス思考などの感情を和らげたり、アンチエイジング、美肌効果も期待できます♪
◆クラリセージ
女性ホルモンの「エストロゲン」と似ている「スクラレオール」という成分を含有。 月経不順時や月経前症候群などにオススメ♪
◆ゼラニウム
ホルモンバランスの乱れによる心のケアを始め、浮腫みや冷えなど身体の不調を整えてくれます♪
◆ネロリ
ホルモンバランスを整え、不安や不眠の改善に♪ 老化や乾燥からお肌を守ってくれる可憐で気品ある香り。
◆イランイラン
甘くエキゾチックな香りで魅力的な自分を引き出してくれます。ストレスや不安を抱えている人にもオススメ♪
この中からお好きな香りを見つけて女子力アップ!してみませんか♪
最後に香りを楽しむ絶対条件として、香りを「心地良い」と感じている状態にある事が大切です。
もし不快と感じる香りを嗅いでいても、全く効果は得られません…。
特に女性はホルモンバランスなどにより、香りの好みも日によって変わってくるので
「心地良い香り選びが大事」だということを忘れないで下さいね^ ^